卵巣がんの標準治療

卵巣がんの場合、事前に細胞をとって検査することができないため、がんのタイプや進行度が確定するのは手術後になります。

そのため、卵巣がんの治療は手術療法が基本となります。両側の卵巣、卵管と子宮の摘出、大網(たいもう。胃から垂れ下がっている網状の組織)の切除、後腹膜リンパ節郭清を行います。転移が起こっている場合は腸管や脾臓を切除する場合もあります。

ただしもっとも初期のⅠa期で年齢が若く(40歳以下)、妊娠を希望している場合は、片側の卵巣と卵管、子宮を残すことも可能です。

Ⅰb期以降は、手術療法に加えて化学療法を行います。Ⅲ期以降のがんでは、抗がん剤が効くタイプのがんの場合、化学療法でがんを小さくしてから手術を行うこともあります。

卵巣がんは細かい組織型に分かれています。ですので、手術ができる場合は、手術後の検査で組織型を確定してから化学療法の計画が立てられることになります。

卵巣がんのIDS1(腫瘍減量手術)

卵巣がんの分子標的薬

がん治療と治療後の妊娠