米国マクドナルドが防腐剤などを不使用へ

アメリカでは個人の医療費負担が増加しており、その医療費を抑制するためにも健康的な食生活を送ろうとする人が増えていると言われています。その為に、ファーストフードの本場ともいえる米国で、自然飼育の肉やオーガニック原料を使ったチェーン店などが売り上げを伸ばしているそうです。

そのような流れを受け、米国マクドナルドはハンバーガーのバンズに使われているコーンシロップを砂糖に切り替え、チキンナゲットや朝食メニューのスクランブルエッグに使用していた人工保存料の添加を取りやめると発表しました。またナゲットの揚げ油に使っている人工的な防腐剤の添加も中止し、ポークソーセージからも人工防腐剤を除去する等としています。

一方、日本マクドナルドは9月1日時点ではどうするかの報道はされていません。保存料の使用状況や、何を使用しているかなどの詳細情報も非公開のようです。

一方で、ここ日本ではがんの罹患数が年間100万人を超えるようになってきました。がんになる原因は数多くありますが、化学物質がそのうちの一つであることは間違いないようです。ですから、その化学物質が少しでも抑えられるのであれば喜ばしい事ではないでしょうか。もちろん化学物質を抑えただけでがんがなくなるわけではありませんが、がんの原因の一つである以上は、やはり日本マクドナルドでも米国同様の対応がされることを期待したいところです。

(参照ニュース http://www.j-cast.com/healthcare/2016/08/30276400.html?p=all)

がんは何故できるのか?